なんだかんだ知ってはいてもちゃんと読んだ事なかったので古本セットを買ってみた。
読めれば良いで買ったので綺麗とは言えんが、まぁ安かったので。
文庫版だの完全版だの色々出てるけど、このタイトルロゴが好きなので単行本版である。
以下感想。
40年以上も昔の作品に今更ネタバレも無いと思うが一応ネタバレ有りですので悪しからず。
結末も含めて総合的には良作だったなとは思う。
が、やはり色々ちょっとなぁと思う部分も多く。
特に主要キャラの最期全般。
なんか全員犬死と言うか、別にそこで死なせなくても良かったんじゃね?ってのばっか。
グレッグなんて意味分からん。
ポッと出の子供に撃たれて終了だもんな。
ミッキーも数ページで女庇って愛機&女と共に炎上。
ストーリー進行的に死なすのは良いんだけど、なんていうかこうもうちょっと何とかならんかったんかなぁと。
全然必要性を感じない死に方でなー。
まぁそれだけ殺伐とした世界で命の軽い世界なのだという事なんだろうと理解すれば出来なくもない事もないけど、それなら最後まで引っ張らずとも死に場所いくらでも有ったろうにと。
と、批判染みてるけど面白い作品で良作だと思うよ。
見て損する様な作品ではない。
ただ、なんかこうもうちょっと何とかならんかったんかなぁと思う気持ちは残る感じで。
真の結末については賛否両論有るみたいだけど、個人的にはこれで良いかな。
特に真に関しては平和な日本の民間人でしかなかった訳で。
88での事を記憶に留めたまま自分だけ彼女と仲良く日本に帰りましょとはいかんでしょ。
序盤の脱走しかけた辺りならまだしも。
かと言って真も他88メンバーと同じ様に犬死させちゃ何だったんだこの話は…となっちゃうしな。
真に関してはコレがベターだったんじゃないかなぁと。
ただやっぱりミッキーとグレッグは死ぬにしても他に死に方無かったのか…と若干モヤモヤするかなぁ。