自分ら世代が子供だった頃の食玩やカプセルフィギュアの様な雰囲気を残しつつ、
まんまそのバランスをコピーするんじゃなくて、それらよりはちょっとだけ良い感じのバランスでフィギュア作りたいなと思って製作開始。
ここ最近のいつも通りzbrushでデータ作って3Dプリンターで出力な感じで。
まずは素体から。
ベースとなる素体作らんと始まらんからね。
とりま↓こんな感じで。

女性素体はまだ仮。
最初はもっと普通にバランス良い感じだったんだけど、どうしてもそれだと古き良きチープさが感じない。
かと言ってあんまり崩し過ぎると普通にキン消しになっちまう。
当時のキン消しやドラゴンボール消し、ネクロスの要塞みたいなバランスと言うか、なんかそういう系のフィギュアの雰囲気は出したかったけど、
かと言ってそれらのどれかのバランスそのままを復元したい訳でもなく調整し続けてましたわ。
先の通り女性素体は目指すイメージがあやふやな状態なんでこっから要調整だけど、男性素体はこれでOKかなーな感じで。
で、一番最初に参考にしたのがキン消しだったのでスグルとロビンをサクっとコネコネ↓

当時のキン消しよりはスタイル良いけど、でもリアルなスケールフィギュアと違ってチープな感じがありつつも、デフォルメ体型って訳でもない感じで良いんじゃなかろうかと。
続けてヴァンパイアよりデミトリさん。

個人的にとても良いんじゃないかなと自画自賛。
当時スト2のゴム人形はデフォルメキャラなんかも含めて色々出てたけど、ヴァンパイアってデフォルメ体型しか無かったと思うんだよね。
ゲーセンの景品かなんかだった記憶。
そこまでデフォルメしてないけど、00年代入ってからのHG系フィギュアとは違うチープなフィギュアって感じが良きかな。
で、出力したのが↓こちら。

良い感じである。
スグルとロビンは1パーツ。
が、ロビンはそれだと首回りが塗れねーよってのが分かってとりまゴムっぽい色を吹いたけど、最低でも頭だけは分割して再出力かなー。
って後だったんでデミトリさんはマントを分割して2パーツ構成。
分割するとどうしても現物合わせで擦り合わせせにゃピッタリははまらんけどまぁ仕方ない。
その辺はレジンの収縮率とかちゃんと検証するなりしてやればーって話だけど、まぁそれならどうせ表面処理はするんだから現物合わせで加工すれば良いかなと。
その辺難しいと思うんだよね。
レジンの種類や露光時間、室温やレジン,プリンター等の温度によっても左右されるし。
結局はサポート痕や積層痕の処理は絶対するし、あんまりそこに拘っても時間ばっかかかってなーと思ったりで。
そんなこんなでフォーマット合わせて色々作ってみたい所存。