WF2025夏にてキットを購入して頂いた方への補足説明です。
一度要領を掴んでしまえばそんなに難しい事は無いと思うのですが、
そこは散々触ってる製作者なので既に感覚が麻痺してるかもしれないので、
くどいかもしれませんが補足。
一部パーツにはサポートが残ってます。
具体的には下記の緑部分が不要なサポートです。
↓頭(?)と胴(?)
↓透過図
↓サブスラスター的なパーツ
↓透過図
除去の方法はパーツを壊さない様に取れればどんな方法でも良いのですが、
参考に自分の場合は↓な工具でやってます。
大体はラジオペンチ、彫刻刀(平刀)の細いのと幅広のが有れば事足りてます。
そんで大きな部分は↓こんな感じでサポート部分を掴んで、

↓バキっとw
↓こんな感じで隙間に彫刻刀を入れてパキッと。
↓細いモールドに埋まってるのはサポート部分にナイフで当たりをつけて、

↓細い彫刻刀で掻き出す感じでクイっと。
↓こういうとこも隙間に彫刻刀を入れてクイっと。
↓穴とかはラジペン突っ込んで挟んで引っこ抜く。
↓一見埋まってそうな下部の穴もラジペン突っ込んで引っこ抜く。
↓薄い平面のサポートはカッター入れて除去。
こんな感じのパターンで除去出来るかと思います。
で、サポートが付いていた部分はどうしても荒れてしまいます。
気になる場合はヤスリ等で整えたり、瞬着パテ等で表面処理して下さい。
参考までに当日展示していた↓は全体的にスポンジヤスリの#120→#240→#400で磨き、
それでも残るキズには瞬着パテを刷り込んで処理してます。
その後黒サフを全パーツに吹いた後、ラッカー塗料をエアブラシで吹いてます。
使用カラーは全てクレオスのMrカラー↓
オレンジ:C59オレンジ
グレー:C13ニュートラルグレー
黒:GX218グラファイトブラック
シルバー:SM203スーパーアイアン2
※追記
一部勘違いさせそうな記載なので追記。
普通にプラモやレジンキットの様にスポンジやすりで磨いて表面処理が出来るのは、
本キットがABSフィラメントを使って出力しているからです。
どんなFDM方式の3Dプリンターでも出力出来るPLAフィラメントの場合はヤスリで削って磨くのは難しいです。とにかく硬すぎるので。
一部そういった切削性を向上したPLAも有りますが、その場合も素材名的にはPLAなので、実際にその出力品がどういった物なのかは製作者に確認しないとPLAとだけ表記されていたら分かりません。
光造形方式の出力品はワンフェス等でも多くのディーラーが販売していますが、FDM方式の出力品はまだまだ少なく、購入者への認知度も低いと思います。
どんな素材でもFDM方式なら出力品の特性は同じという事はありませんのでご注意下さい。
本記事で記載した磨いて表面処理に関してはそういう処理が出来る材料を使っているからであり、FDM方式には磨くのが現実的ではない材料も有る事を知って頂ければ幸いです。
と言うのも、自分が観測する限りPLA製である事のみ記載して、上記の様なデメリットを注意書きしてるディーラーさん見た事無いんだよね。
積層痕を処理する事を考えないで良い作品はそれで良いと思うんだけど、表面処理して塗装する事前提のモデルではそれじゃダメだと思うんだよね。
それでその辺知らない人が買って、なんだこれ磨けねーじゃんとかなったらどう思うかって話。
その結果FDM方式の出力品は全部一律ダメな物と思われてしまうと困る訳よ。
ABS製であれば普通にプラモやレジンキットを製作するのと同じ感覚で磨ける訳で、
耐熱性、耐摩耗性に優れてるからボールジョイント等の可動部にもちゃんと使えるし。
後処理が必要になるであろうテーマの商品をPLAで出力して、それを手にした模型ファンが”なんじゃこりゃああ”となり、「FDM方式の出力品はダメ」となってしまうのを予防したいのよね。
逆も然りで、初めて買ったFDM方式の出力品がウチのキットや他のABS製キットで普通に作れたからFDM方式の出力品も大丈夫と思ってしまうのもマズイ。
ダラダラ書いた通りそんな事無いから。
と言う事で、完成品や組むだけで完結する商品以外、つまり未組立,未塗装のフィギュア的な物がPLA製だった場合は要注意だよという事を知って貰えたらなという事で。