模型用に白デカールを作りたくて色々調べてた流れで目にした自作シールの世界。
昔からそういう物が有るのは知っていたが、特に興味を持つ事も無く今に至り、
コミケ等でラミカを頒布してるのと同じ様なもんだなの認識だったんだが、
白デカールの作り方に関して一通り把握出来たついでに調べてみたところ実に興味深いなと。
で、調べれば調べる程、実際自分でやろうと思う場合は核心の情報が無くてモヤモヤ。
気になった事が分からないままモヤモヤするのが大嫌いなのと、後もう一歩二歩くらいまでは分かってるんじゃないかなぁと思ったので実際やってみる事に。
目標は”ビックリマンシールみたいな物を家庭で再現する”である。
とりあえず使用する道具や材料は↓こちら。
今回調べた結果、一先ず必要そうな物を揃えただけなので、今後増えるだろうとは思うが。
①レーザープリンター
買ったのはRICOH SP C260L。
アマゾンで18000円前後。
いずれ白デカールを作りたいってのが元々の導入理由なので、
社外品のホワイトトナーや蛍光トナーも使える機種から選ぶとこれ一択かなぁと。
問題はクソ重い事である。
約24kg。
蛇足だが一般家庭の殆どはインクジェット方式のプリンターを導入するのが普通だろう。
自分も昔々ペーパークラフトを印刷したくて導入したのはインクジェットだった。
その当時も模型は変わらず趣味だったのでレーザーの方が色々捗ると悩んだが、
ランニングコストやトナー交換時の処分方法等を考えてインクジェットにしたと思う。
そこから年月が経ち、現在ではトナーもリサイクル業者がいくつか有ったりで回収してくれたりもする。
本体価格もこなれてきたので一般家庭への導入も現実的かと思う。
この辺は3Dプリンターと一緒やね。
そんな訳でウチではレーザープリンターが有る事前提で記事書いてるので、
インクジェットで出来るのか?その場合はどうしたらいいか?と言った質問はご勘弁。
やってないので分からんし、わざわざ縛り設けて面倒な事をする理由も無いのでやらんし。
②ラミネーター
買ったのはオーム電機のLAM-283。
アマゾンで4000円位。
安定的に動作するものなら何でもいいと思うが、
そんなに大きく価格差が有る訳でもないのによく分からんメーカーの物を買うのは嫌だったので。
③ラベルシール用紙
これは色々有り過ぎる&その時々で変わると思うので、使う度に記載したいと思うが、
一応最初に買ったのはエーワンの”屋外でも使えるサインラベルシール 光沢フィルム・透明”のカットされてないもの。
勿論レーザープリンター用。
④スタンピングリーフ
吉田金糸店というところの商品。
レーザープリンターで印刷したトナー部分に重ねて箔押しが出来るもの。
金銀をはじめ、ホログラムや白など色々有る。
今回は銀、ホログラム、白を購入。
各色アマゾンではがきサイズ10枚or20枚で1000円しない位。
インクジェットで印刷したものに箔押しする方法も有る様だが、
商品本来の使用方法ではなく、手法と結果を見る限り凄い不安定に見受けられたので、
これ使うならレーザープリンター導入した方が幸せだと思う。
白に関しては裏打ち用(白塗り)として購入。
ホワイトトナーを導入して白塗りも印刷にすればわざわざ箔押しせんでもいいのだが、いかんせんホワイトトナーは高い(4万円弱)
⑤ホログラムシール
ここでいうホログラムとはビックリマンでいう所の角プリ等である。
シールになっているプレーンな角プリシートって案外コレ!ってのが無い。
アマゾンで探すとルアー作成用の物がかろうじて出てくる位。
後はシールなのかただのシートなのか判断付かない物だったり、20~40mm幅のテープだったり。
50mm幅のテープならまだいいんだけどねー。
後実際に見ずに買う訳で良さそうに見えても一つの四角の大きさがどんなもんか分からんかったりで。
結局100均(ダイソー)で”シールちよがみ”なる物を購入。
赤、金、桃、銀、緑の15cm×15cmの角プリシール折紙が各色2枚づつセットになった物。
⑥スキージー
いるかどうかは人によるがラッピングフィルムとかを綺麗に貼る為の板っぺら。
版画の多色刷の様に手順的に必要な部分だけ印刷して再度次の部分を印刷とかするならいらんのだが、
一度トナーを定着させた用紙を何度もプリンターに通すのはドラムを汚す可能性が有るのでやりたくない。
そうなるとシートを物理的に重ね貼りするしかないのでこの手の工具は有った方が便利かなと。
ぶっちゃけ平面的でそれなりの強度が有る板ならなんでもいいと思うが、特別高い物でもないので購入。
以上、下準備編でしたとさ。