ネタバレしてますのであしからず。
率直な感想は良かったけどちょっと微妙かなぁな感じ。
以下是非ごちゃまぜに。
①生物的な表現の怪人達がカッコイイ。
ブラックサンとシャドームーンが初期段階ではモロにバッタ人間だったり、
背中の脚をバックアタックみたいに使ってたりして良かった。
覚醒(と言うのが正しいのかは不明)して変身ポーズ取っての形態は真の様なアークオルフェノクの様な感じなのも好み。
②1話から9話まで見た後の10話OPが熱い。
一言で言えば旧TV版OPのオマージュなんだけどとても良い。
子供向け作品だった旧TV版のOPを最初から毎回使ってたら作品の内容と合わんと思うが、
最終話だけ使うのは熱い演出だったかなーと。
③信彦がちゃんと存在している。
何を言ってるのかと思うかもしれないが、旧TV版でもその他タイトルでも、なんか信彦の存在って薄くない?
光太郎と違って殆どがシャドームーンとしての登場だからそう感じるのかもしれんが、
今作はちゃんと信彦として存在感が有って良い。
④光太郎と信彦が改造された経緯が良く分からん。
細かく見てないから理解出来てないだけかもしれんが、何でお互いの父親達は未来を危惧して自分の息子達を改造しようとなったのかがよく分からん。
新たに創世王を作る為には二つのキングストーンが必要なので、将来二つの石を巡って争いが起きると考え、
この二人ならそんな事にはならないと思ってそうしたと解釈したが、そんな事の為に息子を改造しちゃうの?と。
⑤ゆかりが結局何なのかよく分からん。
堂波が石を手に入れる為のスパイだったと明かされているが、何かスッキリしない。
結局ホントの所はどっちなの?
⑥最後が意味不。
怪人達が迫害される世の中で、残った葵とクジラやノミが組織を結成していて、
子供達に戦闘訓練をさせたり爆弾的な物を作らせてる様子が描かれていて、
悪がいる限り戦う様な事を言って終わるが、全く分からん。
創世王となってしまったブラックサンは葵にサタンサーベルで刺されて消滅していて、全ての素となる体液はもう増えない。
そんな世界では堂波を裏切った官房長官が次の総理になっていて、内閣にはビシュムが大臣としているが、
堂波の様に私腹を肥やす為の怪人ビジネスをしている様子は無い。
そもそも創世王がいないので、体液が無い(有っても在庫のみ)ので、光太郎が望んでいた様に怪人達も人間と同じ様に自然に老いていくだけなハズ。
怪人達が迫害されているってのを武力で解決しようってのが葵達の言う戦いなのか?とも思ったが、
それなら子供達を集めてどうこうするのではなく、アマゾンズの様に怪人達で集まって暮らせば良いのでは?と。
てか集まってる子供達は人間なの?怪人なの?
怪人が子供産んだら怪人の子供が生まれる様な話はどこにもなかったと思うが。
結局何をどうしようってのが葵達の戦いなのか全く分からん。
そんな感じで一度通して見た限りなので見落としや解釈違いが有るかもしれないけど…な感想でしたとさ。
なんかよくわかんねーな、スッキリしねーなってとこは有るけど、まぁアマプラ入ってれば見れるので、それなら別に見て損する様な内容とまでは思わないし、
こういうダークな雰囲気の特撮が好きなら一度位は見て損はしないんじゃないかなぁといった印象。
以上、全然ジャンル違うけど、過去一クソで見る価値無しな映画の第1位は白鯨との闘いなオッサンの感想文でした。